自然との共存、地域とのつながり/福田養蜂場の蜂蜜づくり② | 大江ノ郷自然牧場_読みもの

「体にやさしい食を届けたい」「本当に良いものを作りたい」と、
大江ノ郷と思いを共にする生産者さんたちが集まる「とりのひとマルシェ」より
出品者様のご紹介記事を作成しています。
ぜひ私たちと一緒に生産者さんたちを応援していただけると幸いです。

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ミツバチが花蜜を集めるレンゲは、土を元気にする自然の有機肥料としての力を持っています。
福田さんは、蜜源としてレンゲを育てた水田で“れんげ米”も育てます。

昔は、和牛に引っぱってもらって田んぼを耕し、蜂が蜜を集め終えたレンゲは牧草として牛の飼料となっていたそう。現在は、れんげ米を消費者の方々に食べていただくことで循環が生まれています。

そして養蜂は、地域とのつながりも生み出します。

自作水田に20ヘクタール、近隣の稲作農家さんの水田に30ヘクタール。ミツバチがのびのびと花蜜を集められるほどの広範囲な蜜源は、地域の人たちの協力のもとで成り立ちます。こうしてレンゲの自家栽培をしていることが、福田養蜂場の強みです。

地域の人たちとのつながりが、美味しい蜂蜜が採れるということにつながる。水田を蜜源とすることで、地域の人たちの水田にとって自然の肥料となる。福田さんも、地域の人も、ミツバチも、みんな嬉しい素敵なつながりを感じますね。

地域とのつながりもと言えば、子どもたちへの食育も。

一緒に稲を栽培し、収穫したモチ米を皆で食べるお手伝いをしたり、ミツバチをガラスケースに入れて見てもらったり。

「農作物ができるまでには長い過程があり、いろいろな動植物の助けを借りて最終的に私たちの手元に届いている」ということを、体験を通して子どもたちへ伝えます。

丁寧に瓶詰めされた華やかな香りの蜂蜜からは、鳥取の恵み豊かな自然のありがたさと、地域の人たちとの温かなつながり、そして福田さんが注ぐたっぷりの愛情を感じられます。

 

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投稿者:
kikaku

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