蔵人の熱い思いを「とりのひと」がお届けします
いよいよ夏本番ですね。
大江ノ郷でも猛暑が続く中、飼育係はコッコ達が快適に過ごせるよう、毎日汗だくになりながら頑張ってくれています。
さて、前月号で、地域の食や文化を伝承されている方を紹介させていただく「とりのひと」というプラットホームのお話をしましたが、実は、私も「蔵人たちの酒造り」の担当をさせていただきました。
鳥取県には、古くは江戸時代から続く酒蔵もあり、それぞれの町の食文化を担ってきました。
鳥取の酒は全国的にはさほど有名ではありませんが、そこで働く蔵人たちは真面目そして真摯に酒造りに向きあっておられます。
私自身は酒通ではありませんが、3年前に宿泊施設オオエバレーステイをオープンした際、鳥取の文化に触れて欲しいという思いから鳥取の地酒を提供した経緯があり、今回は直接酒蔵さんに連絡を取りながらその思いが伝わるようページを作成しました。
その中でもっとも私が感銘を受けたのが、酒造りは農業の延長線上にあるという点です。米があるから酒が生まれます。
だからこそ、酒蔵の皆さんは農業(農家)のことを大切に思い生産者ごとの酒を仕込んでいる銘柄もあります。近年は西洋の食文化が普及したこともあり、日本酒を飲む機会も減りつつありますが、蔵人たちの思い、またそこから生まれるドラマを知ることで、私自身は日本酒の見方が少し変わりました。
皆様もよろしければ、とりのひとマルシェを覗いていただき、蔵人たちの熱い思いを感じていただけますと幸いです。
感謝
- 投稿者:
- Hiroko Takaki