体験もサスティナブルに
今回は、岸本・石橋・加賀田チームでお届けします。
大江ノ郷自然牧場のサスティナブルな取り組みの一つに、宿泊施設「オオエバレーステイ」での「草木染め体験」があります。
草木染は、その名の通り、花や野菜などの天然の色素を使う染物です。
自然のものから抽出して使うため体への悪影響が少なく染液を排水しても環境への影響が少ないため、人だけでなく自然にもやさしい染め方です。
レストランで出る野菜の皮などを使って「草木染トートバッグづくり体験」を行っています。
玉ねぎの皮は色素が多く含まれており、染まりやすいので、染料にぴったりです。
玉ねぎの皮の他に、よもぎや紫蘇、梅の枝などを使用して草木染めをしました。
染める過程で色の変化も楽しめ、こんな色になるんだ!と新しい発見がありました。
染めあがったものも、使っていくうちに風合いの変化が楽しめるおで、長く使うほど色合いを楽しめます。
今後は草木染の体験だけではなく、草木染の染料を採集するところから体験するなど、大江ノ郷での循環を体験していただけるといいなと考えています。
自然に囲まれた大江ノ郷だからこそ、今後も周囲の自然を生かした取り組みを増やしていきたいです。
~番外編~
野菜の皮をもらっているレストランシェフに聞きました!
Q.野菜の廃棄を減らすためにしていることは?
A.ニンジンは料理の種類によっては、皮つきのまま調理しています。
またお肉を使ったあとの鶏皮の部分は、前菜など別の料理として使っています。
Q.家庭で出来る野菜破棄を減らす方法はありますか?
A.セロリの葉やニンジンの皮などでダシをとってスープにすると野菜の優しい旨みが出ます。
色や形がよくない少し日がたったトマトはドライトマトにすると甘味が引き立ちますよ。
- 投稿者:
- Hiroko Takaki