天美卵、餌の秘密②
元気の源、
発酵飼料づくり。
小さなからだで、毎日卵を産んでくれるコッコは、たくさんの栄養を必要とします。
大江ノ郷では、古来より伝わる伝統技術をいかした「発酵飼料」を食べさせています。
理由は、発酵のひと手間を加えることで、天然のアミノ酸が増して、一層栄養価も高くなるからです。
おから、米ぬか…。
地元素材がおいしい餌に。
材料は、地元の農家さんの米ぬか、おから、鰹節。これらを酵母の力で発酵させています。季節によって発酵時間が変わってくるため、飼育係は注意深く五感を研ぎ澄ませながら発酵させます。
60~70度まで温度が上昇し、和風だしのような香ばしい香りが漂ってくれば、アミノ酸たっぷりコッコの元気の源となる発酵飼料の完成です。
さらにこの発酵飼料を、とうもろこし、魚粉、海藻などの原材料と混ぜ合わせたものがコッコの食事になります。
コッコ達がおいしそうに食べるのを想像しながら、今日も飼育係はせっせと餌づくりに励んでいます。
- 投稿者:
- ootera