クラフトチョコレートができるまで
皆さんは、チョコレートがどのように作られているかご存知ですか?
じつは、チョコレートは発酵食品。
チョコレートの原料となる「カカオ豆」は、木になった状態では「カカオポッド」という実の中に入っています。
カカオポットから取り出したカカオ豆は、バナナの葉で覆ったり木箱に入れたりして発酵させた後、乾燥した状態で私たちのもとに届きます。
袋に詰められて届いたカカオ豆は、産地によって形や大きさなどもさまざまです。
CIEL CRAFT CHOCOLATE TOTTORIでは、こうして生産国から届いたカカオ豆からチョコレートを作る、クラフトチョコレート作りを行っています。
まずはローストから。加熱し焙煎することで味わいや香りが決まります。
ローストしたカカオ豆は、専用の機械で細かく粉砕し、選別します。機械で取り除くことができなかった外皮などは手作業でも選別しています。
粉砕されフレーク状になったカカオ豆は、メランジャーと呼ばれる機械で時間をかけてじっくりと練り上げると、はじめて私たちがイメージするようなペースト状のチョコレート生地になります。
チョコレート生地に砂糖などの原料を加え、よりなめらかにするための温度調整の作業(テンパリング)を行えば、ついにチョコレートを成形する工程に入ります。
チョコレートを型に流し込み、冷やし固めることでタブレット(板チョコ)を作ったり、チョコレートに生クリーム等を加えて作ったガナッシュに、薄くチョコレートをまとわせてボンボンショコラを作ったり。
様々な美味しさを楽しめる商品をお届けするため、商品の種類ごとにさらに色々な工程を踏むことでチョコレートが完成します。
(さらに詳しい工程や、各商品ができるまでの様子は後日ご紹介予定です!)
クラフトチョコレート作りは、想像をはるかに越えるほどに手間も時間もかかりますが、その分、私たちの「美味しいチョコレートをお届けしたい」という想いやこだわり、愛情がたっぷりと込められています。
- 投稿者:
- kikaku