赤道近くの産地から届くカカオ豆

私たち CIEL CRAFT CHOCOLATE TOTTORI が作るチョコレートには、現在、9つの国で生産されたカカオ豆を使用しています。
そして、それら9か国のカカオ豆にはそれぞれ産地による個性があり、香りや味わいに違いがあります。
今回は、そんなカカオ豆の産地による香りや味わいの違いを、CIEL CRAFT CHOCOLATE TOTTORI で作る3種類のタブレットチョコレートをピックアップし、その特徴をもとにご紹介します。
● コスタリカ共和国
中央アメリカ(北アメリカと南アメリカを繋ぐ大陸部分)に位置。
コスタリカ産のカカオ豆を使用した「タブレットミルク コスタリカ55」は、コクのあるキャラメルのような風味とベリー系の酸味が特徴です。
ナッティ:★★☆☆☆ ミルク:★★★☆☆
● ペルー共和国
南アメリカ大陸の西部に位置。
ペルー産のカカオ豆を使用した「タブレットビター ペルー70」は、赤ぶどうを思わせる凝縮感のある味と香りが華やかに広がります。心地よい渋みと苦みの余韻を楽しめます。
酸味:★★★★☆ フルーティ:★★★★☆
●タンザニア連合共和国
アフリカ大陸の東部に位置。
タンザニア産のカカオ豆を使用した「タブレットビター タンザニア70」は、パインのような甘酸っぱくフレッシュな酸味の後に、軽いスパイスの刺激を感じるニュアンスが特徴です。
酸味:★★★★☆ フルーティ:★★★★☆
産地ごとのチョコレートを味わうことで、その国々の暮らしに興味が湧いてきたり、世界と鳥取とのつながりや、生産者と自分とのつながりをも感じられるようですね。
CIEL CRAFT CHOCOLATE TOTTORI ではこの他に、ガーナ、マダガスカル、ベトナム、ベリーズ、エクアドル、コロンビア産のカカオ豆を使用しています。
私たちは、こうしてカカオ産地ごとの特徴を生かしたチョコレートを作りその美味しさを楽しむこと、また各国から適正な価格で公正に取引された良質なカカオ豆を使用することで、カカオ豆の産地の生産者を微力ながらも応援し、貧困削減と環境保全に役立つことができればと願っています。
- 投稿者:
- kikaku