私たちの原点「平飼い養鶏」
私たちの原点 平飼い養鶏。
当牧場ではニワトリを自然本来の姿で大切に育てることが、本当に美味しい卵づくりに繋がると考えています。
そのため、大江ノ郷自然牧場のニワトリたちは、栄養満点の自然由来の餌を食べて、自由に動き回れる環境で、のびのびと暮らしています。
牧場でのんびり元気に暮らすニワトリたちが産む卵は、濃厚なのにスッキリとした後味で自然本来の美味しさが特徴。
そして、そんなニワトリのことを、私たちは愛情を込めて「コッコ」と呼んでいます。
きっかけは修業時代。
養鶏農家の長男として育った創業者・小原利一郎は、修行のため県外の大規模養鶏場に就職しました。
しかし、そこで目にしたのはケージに閉じ込められ、羽がぼろぼろになったニワトリたちの姿。
次第に近代養鶏に疑問を持つようになりました。
そんなある日、壊れたケージから一羽のニワトリが脱走してのびのびと走り回り、草をついばんでいたのです。
「これこそニワトリ本来の姿だ!」
そう感じた小原は、放し飼い養鶏を夢見るようになりました。
1994年、
夢の平飼い養鶏実現のため創業。
ニワトリを自然本来の姿で育てる平飼い養鶏の夢を実現すべく、小原はただ一人、2000羽のニワトリとともに平飼い養鶏牧場をはじめました。
創業の地として選んだのは、水も空気も美味しい、緑ゆたかな地「大江」。
そこはニワトリにとって、最高の条件が揃った地でした。
コッコは道具ではありません。
まるで卵を産む道具のように扱う近代養鶏に失望した小原は、ニワトリを生き物として扱い自然本来の姿で育てるため、平飼いをはじめました。
非効率ながらも、四季を感じられる環境で愛情を持って育てることを優先し大切にしています。コッコ達も幸せに暮らす権利はあるのです。
コッコは仲間。
自然養鶏では、酷暑や寒さなどの厳しい自然と向き合わねばならないこともあります。
しかし、どんな中でも愛情を持って向き合い大切に育てることで、コッコは美味しい卵を産んでくれます。
人とコッコ。互いに生き物同士、繋がりあうものがある。
私たちは、「コッコは大切な仲間」だと考えています。
- 投稿者:
- Hiroko Takaki