節目の年に向けて準備中|生産者小原の里山紀行
秋も深まり、朝晩冷え込む季節になりました。
大江ノ郷の山々も日増しに秋色になってゆきます。
大江ノ郷自然牧場は、今年で創業から29年が経ち、いよいよ来春は30周年という節目の年を迎えます。
私が29歳の時に創業しましたので、人生の半分をこの牧場とともに歩んできたことになります。
そう考えると、とても長く感じますが、日々一生懸命目の前のことに集中していたからか、あっという間だったように思えます。
ただ間違いなく人生の折り返し地点は過ぎ、次の世代にバトンを繋ぐために、これからの一年一年を大切にしていきたいと思っています。
さて、現在私たちは来年の節目に向けて、お客様に喜んでいただくために様々な準備をしています。
平飼い養鶏から始まった当牧場ですが、お客様のご要望にお応えするため、少しずつ商品の幅を広げてまいりました。
創業当初は考えられないほどの商品数になりましたが、すべての商品が、お客様に喜んでいただくために、専門スタッフ一人一人が頑張って商品開発に取り組みようやく完成した商品をお届けしています。
そして、創業30周年の記念すべき年には、また新たな分野で商品研究を進めています。
実はこのプロジェクトは私主導で進めているのですが、改めてもモノづくり、食づくりに楽しさを感じています。
60歳目前に新たなモノづくりをするのは無謀と思われるかもしれませんが、私は創業当初の卵づくりを思い出し、新しい商品ができあがるまでのワクワク感と、完成した商品をお召し上がりいただいた時のお客様の笑顔を思い浮かべ、日々楽しく製造方法の研究をしています。
詳細はまたお知らせいたしますが、来年無事に商品が完成するよう、一生懸命頑張っていきますので、お楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
感謝
- 投稿者:
- Hiroko Takaki