平飼いとは、なにもない地面の上でにわとりを飼うことです。
みなさんが〈養鶏〉と聞いてイメージされる絵は、長い長いケージのなかに、にわとりが所狭しと詰め込まれたものかもしれません。
しかし、当牧場は、そういった現代の大規模養鶏にたいする疑問から、この〈平飼い〉という飼い方を大前提にスタートしました。
それは、なによりもにわとりの幸せを優先するやり方でもあります。
ですので、当牧場のにわとりは、さんさんと日光が差し込む開放型の鶏舎のなかを、思う存分に砂遊びをしたり走りまわっています。
その結果、にわとりたちは、元気な卵を生むために必要とされる丈夫な筋肉と、病気の発生を前提とした抗生物質入りの飼料など必要としない健康な体になっています。
卵づくりとは、けっしてにわとりをブラックボックスとして考えるものではありません。卵が一見"おいしく"感じられるようになる"素"を与えればいいだろう、というものではないのです。
それは人間の生活と同じであるべきです。
食事面も環境面も生き物として必要なものはすべて提供する。そして健康でいてもらう。その健康な状態で生まれた卵が、なによりも"本物"の卵である。わたしたちはそう考えます。
そのためには、〈平飼い〉というのは、ごくごく当たり前の営みではないでしょうか。
にわとりは、ふだんは地面で暮らしていて、卵を生むときに、上の巣箱へ行く
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