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自然循環型農業

自然のサイクルのなかへ

当牧場が創業時から目指していたことがあります。
それは、この牧場の存在自体が、自然のサイクルのなかのひとつに組みこまれることです。
つまり、野生の花や虫や動物が、その生命を終えても森の土壌の養分となり、また新たな生命を育むように、この牧場から出るものはできるだけ自然に返したい。また、この牧場で必要となるものも、できるだけ自然からいただきたい。そんな循環です。

たとえば、牧場から出るものといえば鶏糞です。鶏糞とはけっしてゴミではなく、昔から畑の有機肥料として重宝されていたものです。当牧場でも、これをもとに堆肥をつくり、肥料にしました。その肥料は、にわとりの飼料用のお米の栽培に役立てています。ちなみに、籾がら付きのお米はビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養が豊富で、飼料として申し分のない穀物です。その昔、農家の庭さきで飼われていたにわとりは、みなこういった飼料を食べていたものでした。そういう意味では、当牧場の環境というのは、そういった"古き良き時代"に近づきつつあるといえるのではないでしょうか。

発酵飼料の効果

また、牧場に入ってくるものとしては、にわとりの飼料があります。その飼料のなかのひとつに、おからや米ぬかというものがあります。そしてこれらを、地元の豆腐店さんや、農家さんからいただいています。
さらに、そのおからや米ぬかといった資源を、酵母を使って発酵させています。なぜなら、発酵によって、より栄養価の高い飼料になりますし、天然アミノ酸など旨味につながる成分が豊富になるからです。また、発酵飼料は、にわとりの腸内環境を良好に保ってくれ、食物の吸収力や、免疫力を高めてくれます。
ただ、発酵飼料は大変手間がかかるため、これを採用している養鶏場は現在ほとんどありません。つまり、お手本がないので、すべてが手探り状態からのスタートでした。水分量や温度管理、原料と酵母との配合など、マニュアルなど存在しないなかで、においや見た目、感触だけを頼りに完成させました。

電気もつくる側へ

そして、こういった発酵や、飼料を混ぜ合わせるのに必要な機械の動力の一部として、太陽光発電による電気を使用しています。敷地内に大型のソーラーパネルを設置して、将来的には年間1万キロワットの発電量までもっていきたいと計画しています。
「大江ノ郷自然牧場のこと」のページでも申した、「舵を切るとき」というのは、電気を使う側からつくる側への転換ということをも意味しています。

自然循環型農業の大先輩、楽粹工場長の声高和明さん(左)と田中農場の田中正保さん(右)

旨味に繋がる発酵飼料

太陽光発電で、発酵飼料の機械などに必要な電力をまかなう

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